ポストLEDフォトニクス研究部門と医光融合研究部門で取り組む研究をご紹介します。
深紫外光には、ウイルス等に強力な殺菌力を持つため、水銀灯に代わる光源として市場からのニーズが高まっています。当研究所では、特にLED内結晶欠陥の抑制による長寿命化に取り組み、新たな深紫外LEDの応用市場開拓を目指します。
赤外光コムは、成分分析における優位性が期待されています。当研究所では、特にマイクロ光コムと中赤外光コムという大きさの異なる新光源の開発に取り組み、幅広い分野での応用を目指します。
テラヘルツ光は人体や食品への影響もなく、安全なスキャニングが可能です。また、他の光ではコントラストがつきにくいソフトマテリアルのイメージングが可能となります。当研究所では、テラヘルツ光製品の普及に向けた安価な実用光源の開発に取り組みます。
深紫外、赤外、テラヘルツの3つの未開拓波長領域を基軸とする次世代光源の応用可能性を追求し、 新たな価値をもった技術を開拓していきます。
医学と光学の融合研究により、薬剤を使わない光技術を応用した検査・治療法の開発及び光による病変の可視化技術の開発に取り組みます。超高齢社会の人生の質を高めるため、負担が少なく正確な判断・治療へ資する研究開発を推進します。