徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所

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南 康夫 南 康夫
テラヘルツ波による物性計測と物性制御南 康夫[准教授]

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テラヘルツ波による物性計測と物性制御

南 康夫[准教授]

光基礎研究部門(併任教員)

2009年東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。
東京大学(研究員)、横浜国立大学(助教)を経て、2016年より徳島大学大学院社会産業理工学研究部特任准教授(現職)。2019年3月当研究所へ併任。

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  • テラヘルツ科学
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  • 光物性物理学
  • 分光学
研究概要

テラヘルツ波とは、波長が約10-1000マイクロメートルの電磁波です。この波長はちょうど電波と光波の中間に位置し、位相の揃ったテラヘルツ波を発生させるのは困難でした。しかし、近年のテラヘルツ波発生技術の進歩により、1 MV/cmという強い電場を持つ単パルステラヘルツ波を発生することが可能となりました。

最近では、この高強度テラヘルツ波を物質に照射し、これまでに起こり得なかった現象を発現させるという研究が盛んに行われています。

我々は、発生させた高強度テラヘルツ波を物質に照射し、物質の性質を明らかにしようという研究や物質に新しい機能を付与しようという研究を行っています。

最近の研究では、半金属ビスマス内の電子を大きく加速し有効質量を2倍以上にしたり(図1(a)[1])、イオン伝導体内のイオンをピコ秒オーダーで移動させたり(図1(b)[2])、金内の電子を揺さぶり結晶粒界を乗り越えさせ、より「金属らしく」させる(図1(c)[3])といったことに成功しています。

[1] Y. Minami et al., Sci. Rep. 5, 15870 (2015).
[2] Y. Minami et al., Phys. Rev. Lett. 124, 147401 (2020).
[3] Y. Minami et al., Appl. Phys. Lett. 105, 241107 (2014).

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