メンバー詳細Member
マイクロ光周波数コムに関する研究
久世 直也[准教授]
次世代光研究部門(専任教員)
2008年東京大学工学部物理工学科卒業、2013年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。
日本IBM、IMRA America Inc. 研究員を経て、2019年6月より現職。
- 可視
- 深紫外
- 赤外
- テラヘルツ
- 医光
- 通信
- 医療
- 検査
- 光源・計測
- その他
- 光周波数コム
- 集積フォトニクス
- 超高速レーザー
- レーザー制御
- 光計測
研究概要
光科学の発展は新規光源開発により支えられてきた。その中でも2000年頃に誕生し、2005年にノーベル物理学賞の対象となった光周波数コムは超精密分光、超高精度距離測定、超低位相雑音マイクロ波発生など”超”をキーワードに様々な新規応用を創出した。
一方で、光周波数コムは非常に高価かつ大型であり将来的に社会に広く普及するとは考えにくい。その問題を解決しうる光周波数コムとして、マイクロ光周波数コムが最近誕生した。
私はマイクロコムの汎用性の高さに加え、従来の光周波数コムにはないマイクロコム独自の特徴を活かした応用開拓を行い、光周波数コムの社会実装を目指す。そこでは”超”広帯域計測機器、”超”大容量無線・光通信、”超”高速・”超”省エネニューラルネットワークなど社会により近い”超”な応用を生み出したい。