徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所

バイオデザイン

バイオデザイン biodesign

バイオデザインとは About

2001年に米国スタンフォード大学のDr.Paul Yock(ポールヨック博士)らが開始した、
デザイン思考をもとにした医療機器イノベーションを牽引する人材育成プログラムです。
初期段階から事業化の視点も踏まえてニーズを検証することによって、
実現性の高い医療ビジネスを生み出すアプローチが特徴となっています。

バイオデザインとは
BIODESIGN The Process of Innovating Medical Technologies,Yock.Petal.よりジャパンバイオデザイン プログラム概要
プログラム概要

プログラム概要 Overview

プログラムでは、医療従事者、デザイナー、エンジニア、経営企画・管理、ファイナンスなど異なるバックグラウンドから多様性のあるフェローチームを編成し取り組みます。
ビジネスにイノベーションをもたらす手法であるデザイン思考を用いて、医療現場観察に基づく潜在的なニーズの探索から、コンセプト創造、事業化までステップをプロセス化し、世の中に本当に必要とされている医療機器の開発手法を習得することができます。

バイオデザイン部門長 安友康二

部門長挨拶 Greeting

徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所・医光融合研究部門では、地方大学・地域産業創生交付金の採択を契機として、光科学と医学が理解できる「医光融合プロフェッショナル人材」を育成する教育プログラム導入に向けた環境整備とカリキュラム開発を進めています。
このような医光融合人材を育成するために、スタンフォード大学発のバイオデザインワークショップを定期的に開催しています。このワークショップでは、一般社団法人ジャパンバイオデザイン学会から講師を招聘し、講義と実践的な指導等を通じて医療機器開発のイノベーション創出のための具体的な手順や着眼点等についてての実習を行っています。これまでに、学内から医学部や理工学部の研究者、大学院生、学部学生、また地域産業界からの研究者といった所属や分野等の垣根を越えた多様な方々に多数ご参加をいただいており、参加してくださった方からも、高い評価を得ています。
一点強調したいことは、バイオデザインでは医療機器開発が主題となっていますが、この考え方や手法はどのような研究活動にも応用することができますので、必ずしも医療機器開発に関与しない方にも高い教育効果があると思っています。これからも、初級から上級にわたって様々なワークショップを企画する予定ですので、ご興味のある方は気軽に参加していただけると幸いです。 医光融合研究部門長
安友 康二

お問い合わせ先 Contact

バイオデザインについてのお問い合わせは
下記へご連絡ください。

国立大学法人 徳島大学
ポストLEDフォトニクス研究所
Institute of Post-LED Photonics
〒770-8506 徳島市南常三島町2丁目1番地
TEL:088-656-9701
FAX:088-656-9864