メンバー詳細Member
光メタマテリアルの開発と応用
岡本 敏弘[准教授]
光基礎研究部門(専任教員)
1993年徳島大学大学院工学研究科博士前期課程修了、2000年博士(工学)取得。
同工学部助手、同大学院社会産業理工学研究部准教授等を経て、2019年4月より現職。
- 可視
- 深紫外
- 赤外
- テラヘルツ
- 医光
- 通信
- 医療
- 検査
- 光源・計測
- その他
- プラズモニクス
- メタマテリアル
- メタ表面
- 呼気ガスセンシング
研究概要
光の波長よりも小さいアンテナの集合体からなる光学材料は、そのアンテナの設計次第で、自然界の材料にはない特異な光学特性(屈折率など)を持たせることが可能になります。このような人工材料をメタマテリアルといいます。 光の屈折、反射、吸収、偏光、光局在などの光学応答を自在に設計できるようになり、光学素子の高性能化、光尾を用いたセンシングデバイスの高感度化が期待できます。
私の研究は以下のとおりです。
・実用的なメタマテリアル実現のための、ナノ加工と量産を両立する作製技術の開発
・メタマテリアルフィルム及び、バルクメタマテリアルの開発
・スプリットリング共振器で構成されたメタマテリアルの、特異的な光磁界応答の解明
・光の屈折、反射、吸収などを制御するメタマテリアル表面(メタ表面)の開発と評価
・高感度ガスセンシングのメタマテリアル応用研究