メンバー詳細Member
医用ナノ材料物性
柳谷 伸一郎[准教授]
次世代光研究部門(専任教員)
1998年東北大学大学院理学研究科物理学専攻博士前期課程修了、2005年博士(工学)取得。
1999年より徳島大学大学院社会産業理工学研究部助教。2019年3月当研究所へ併任。2020年4月准教授(現職)。
- 可視
- 深紫外
- 赤外
- テラヘルツ
- 医光
- 通信
- 医療
- 検査
- 光源・計測
- その他
- 生体検査
- 医光融合
- 赤外
- テラヘルツ
研究概要
特定の波長を吸収する金属ナノ材料は、特定の波長の光を吸収し数百ナノメートルの空間のみをナノ秒オーダーで加熱するという特異な性質(熱プラズモニクス)を持っています。この特性を利用した医用応用を検討し、細胞のナノ領域を一瞬で熱処理するナノ手術用熱プラズモニック素子の開発と応用を目指した研究を行っています。
また、ナノ構造を制御した金-酸化チタンナノ複合結晶材料による、赤外、テラヘルツ帯の光に応答する光電/光熱材料の設計開発を目指した研究を行っています。
【研究テーマ例】
1.熱プラズモニクス素子の開発と表皮角層細胞のナノ加熱による物性変化の顕微計測
2.光機能性結晶の結晶成長
3.顕微鏡による相転移ダイナミクスのその場観察