徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所

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八木下 史敏 八木下 史敏
π電子系有機分子の光機能開拓八木下 史敏[准教授]

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π電子系有機分子の光機能開拓

八木下 史敏[准教授]

次世代光研究部門(併任教員)

2012年千葉大学大学院工学研究科共生応用化学専攻博士後期課程修了。工学博士。
同共用機器センターを経て、2014年より徳島大学大学院社会産業理工学研究部助教。2019年3月より当研究所へ併任。2021年4月より現職。

  • 可視
  • 深紫外
  • 赤外
  • テラヘルツ
  • 医光
  • 通信
  • 医療
  • 検査
  • 光源・計測
  • その他
  • バイオイメージング
  • 医光融合
  • 有機合成
  • 有機光化学
  • 光機能性材料
研究概要

我々のグループではπ電子系を持つ有機分子の光機能性に着目し、有機合成及び有機光化学をキーワードとした研究に取り組んでいる。特に、新しい有機低分子のデザインと合成、及びその分子の光機能を最大限に引き出すことを目的とし、産業ニーズを視野に入れた基礎研究を推進している。

最近では、ディスプレイや固体レーザーへ展開可能な固体発光性有機分子や、3Dディスプレイ、セキュリティープリント、光通信などの高度な光情報プロセシングへ応用可能な円偏光発光体の開発に取り組んでいる。

医光融合研究にも参画しており、生体組織や細胞などのイメージング技術に有用な蛍光色素、金属イオンやpHなどの外部環境に応答して発光色や強度が変化する蛍光プローブ、光線力学療法への応用を指向した光増感剤の開発研究を推進している。また、診断と治療を一体化した医療技術であるセラノスティクスの実現を目的とした薬剤開発も推進しており、がん治療におけるQOL向上を目指した新しい光治療法の社会実装を目指している。

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