令和5年6月30日（金）に理工学部理工学科応用化学システムコース（ポストLEDフォトニクス研究所併任）・八木下 史敏 准教授が徳島県立城南高等学校を訪問し出前授業を行いました。今回は同校応用理数科1年生29名にご参加いただきました。
 
当日は参加者へ八木下准教授より「キラリと光る有機分子をつくる」という題目で、八木下先生が徳島大学で研究を行うようになった経緯や光が関わる有機化学の研究について紹介・解説しました。
 
また、身近に購入できるジュースやお茶といった飲み物で、発光材料を観察する実験を行いました。生徒さんたちはそれぞれ試行錯誤をしながら、どの飲料が光ったか観察をしていました。
最後に、質疑応答では今回紹介した有機分子のことだけではなく、学術論文のことなど多岐にわたる質問が出て、八木下先生と生徒さんとの間で、非常に有意義な時間となりました。
 
授業終了後のアンケートでは、多くの生徒が授業に満足していると回答しており、「普段学ぶことのない『光』について聞けて面白かった」「医療にも関係していて興味が湧いた」、「論文について細かく教えてくれて自分のためになった」などの感想も寄せられ、光科学の興味や学術論文への関心がありました。
 
次世代ひかりトクシマ事業では体験型授業を企画し、今後も県内高校生へ出前授業等を通じた、光科学の魅力を発信する取組を進めてまいります。
 

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八木下史敏 先生

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