令和5年6月27日(火)、徳島県立城南高等学校応用理数科3年生5名の皆様をポストLEDフォトニクス研究所（pLED）に招いて、ポストLEDフォトニクス研究所・江本顕雄特任准教授が訪問授業を行いました。
 
まず、pLED内の実験室見学を実施しました。矢野隆章教授や久世直也准教授が自身の研究紹介や実験機器を紹介し、光に関する最先端の研究を学んでいただきました。見学の際に実験をしていた本学の学生とも交流し、徳島大学ではどのような研究や実験を行なっているか知っていただきました。
 
今回は、訪問していただいた高校生たちに”サイエンス”や”光科学”といったものを実感していただく目的に、江本特任准教授より「光検出器を作って目に見えない光を検出してみよう」という題目で、ブレッドボードでPD回路やAMP回路を作製し、実際に光を当てオシロスコープで確認する体験を行いました。最終的には、回折格子で分光された可視光の両側にわずかに生じる目に見えない紫外光と近赤外光を、自作したPD＋AMP回路で検出する実験も行いました。
実験を通して”試行錯誤”や”モノづくり”の楽しさを実際に体験していただきました。
 
次世代ひかりトクシマ事業では、光通信などのより応用に近い実験を組み込んだ体験型授業を企画し、今後も県内高校生へ訪問授業等を通じた、光科学の魅力を発信する取組を進めてまいります。
 

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